今は個性的な【本と雑貨のセレクトショップ】のような本屋さんも結構ありますね。
今じわじわと増えてきているという独立系書店。
店主さんの趣味に偏った本屋であればあるほど異世界への冒険のようで楽しいもの。
amazonやコンビニエンスストアで簡単に本が手に入る時代、本屋さんのありかたが変化しているのを感じます。
今回は”本屋目当てに旅できる”かしこ。がおすすめする瀬戸市の本屋さん情報です
今回紹介するのは、瀬戸市陶生町に2021年5月2日にオープンした本屋さん「本・ひとしずく」
こちらの本屋さん、クラウドファンディングで資金を集めて作られたそうです。
築100年の古民家で「本」と「人」、「人」と「人」をつなぐ街の本屋さんを作りたい
という思いでクラファンを立ち上げ、沢山の人達の協力を得て形になったお店。
ページを見ると店主さんのアツい思いが伝わり、応援したくなります。
愛知県瀬戸市にて、築100年超の古民家で「本」と「人」、「人」と「人」をつなぐ本屋を始めます。解体された家屋から回収された古材や、閉店した本屋さんの本棚などを引き継いでお店を作ります。ちゃぶ台のある空間で、住む場所や年代に関係なく「本」を通じて人と人がつながる地域の縁側のような本屋を作りたい!(引用:Campfire)
本・ひとしずくさんの外観
瀬戸市の末広商店街からほど近いところにある古民家を改築したお店。
古民家をリノベーションしたお店って、造る人のセンスが問われますし、お手入れも大変そうですが、コチラはセンスも良く、落ち着いた雰囲気。まるでおばあちゃんの家に来たような独特の温かみは古民家だからこそ感じられるものですね。
古民家からおばあちゃんを連想するのは、昭和生まれだけなのかしら?
本・ひとしずくさんの場所
車で行く人は、市営の駐車場が近くにあります。
名鉄瀬戸線の尾張瀬戸駅から徒歩12分。1キロ弱の道ですが、銀座通り商店街や末広商店街など、昭和の味わいのあるお店や、瀬戸の名所があるので、楽しく歩ける道のりです。
愛知県瀬戸市陶生町24
本・ひとしずくさんの営業日・営業時間
営業時間:10:00-16:30
営業日:金土日祝
お店に入ってみると
通り土間を挟んで右側に本棚が並び、左側には座敷があって、ちゃぶ台があったり、畳に座って本を選ぶことが出来る、くつろげる雰囲気のお店。お子さん連れにも優しいです。
新しい本と中古本、店主さんセレクトの雑貨や作家物のアクセサリーが並びます。
本のセレクトは児童書や絵本から、小説、アート系、暮らしの本、エッセイなど幅広いジャンルが並びますが、お子さんのいる女性や、30-50代の女性が好きそうな感じかなと思いました。
ワタクシ、ど真ん中。めちゃ好みです!
かしこ。的に面白かったのが、ひとはこ本屋さん。
店の角にリンゴ箱が並んでいて、そこに個人の古本並んで売っています。売る人毎にエリアが分かれていて、「あ、この人と本の趣味合うわー」なんて思いながら眺めるもよし。
また、”ないしょ文庫”という、中身やタイトルを伏せた本のカバーに、店主さんの感想や本のキーワードが一言ずつ書いてあり、キーワードから好きな本を選ぶという本のコーナーもありました。ミステリーツアー的な本に出会う企画、オススメです。
奥の座敷では、テーマに沿った作家さんのアート企画展
かしこ。が行った2021年7月初旬には企画展《アリスと森へ》がテーマで、粘土細工のキノコやら、赤の女王・白の女王をモチーフにしたアクセサリー、きのこや魔女、アリスっぽいテーマの本や雑貨が並んで、好きな人にはたまらないワールドが繰り広げられていました。
店主さんも気さくで、企画も面白く、何度も訪れたくなる本・ひとしずくさん。今後もずっとこのお店が続くように、私も応援したいなと思いました。
本・ひとしずくさんのSNS
瀬戸市は尾張と三河と岐阜の境目
かしこ。が幼少時から結婚するまでを過ごした所、そして、みどりさんの住む街でもあるので、かしこ。はしょっちゅう瀬戸にいます。
瀬戸と言えば、陶磁器の街。幼稚園や小学校でも陶器作りをしたものです。
秋のお祭り「せとものまつり」では毎年銀座通り商店街や、末広商店街を友達と一緒に買い物を楽しんでいました。
その頃の賑わいから時代を経て、ノスタルジーを感じるお店や、作家さんのお店なども新たに出来て、アートな街の雰囲気のある今の瀬戸も、結構いいなぁと感じるモト瀬戸市民です。
瀬戸朝香の出身地、とか、愛知万博があった所、でもありますが、最近はなんといっても将棋の藤井聡太くんの出身地、というのが有名ですね。
瀬戸には魅力たっぷりのお店が沢山ありますので、また紹介していきます。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
かしこ。