40代以降の人が向き合う大きな課題、親の介護
私自身、2021年現在、実家に暮らす74歳の実母の認知症介護をして、79歳の義父と暮らしているので、介護はとても身近な課題として向き合っています。
家族は兄と私の2人。父は2005年に天国へ
兄は関西在住。兄と義姉とも連絡を取り合い、協力しながら介護をしています。
現在兄は遠方で、まだ幼い子ども達の育児中ということもあり、私は子育てが終わり、実家からも近いということもあり、私が毎週通うという選択をしています。
これに関しては兄達とも話し合った上で決めています。
兄には、私が苦手な施設や役所への連絡・交渉役と、電話で母の長い話を優しく聞いてなだめる役目をお願いして、いい具合に役割分担が出来ています。
娘である私は、どうにも母にちょっと厳しくなってしまいがち。母にとっても兄の方が優しくていろいろ話しやすいので、実働部隊と、心理的な支え部隊として動いています。
このブログでは、高齢の親との暮らしについて、認知症介護について、私が困ったことや、おもしろい発見、びっくりした経験、やっておけばよかったと思う事など、日々の記録を綴っていきたいと思っています。
私の母「みどりさん」
みどりさんは、1946年生まれ。2021年現在74歳。静岡県生まれ。
3人姉妹の末っ子。姉二人が健在で仲良しですが、静岡県にいるので会えていません。
手紙や電話で連絡を取り合っています。
植物が大好きで、自宅の庭で沢山の草花を育てるのを生きがいにしてきましたが、認知症になってからはあまり植物への執着がなくなりました。
ただ、今もお花が好きなことは変わっていないようです。
みどりさんは30代から突然、家族でただ1人キリスト教徒になりました。
少し前までは毎週礼拝にも通っていました。
新型コロナウイルス感染症のため、礼拝も今は行けなくなってしまいましたが、
みどりさんにとって宗教は心の救いやよりどころであると思います。
教会に通う信者さん達との濃いつながりもまた大切なものです。
そのおかげで私達家族は、教会の近くでのみどりさんの一人暮らしを安心して見守っていられたこともあります。
みどりさんは認知症になりたくないという思いから、脳ドックにもかかり、認知症対策本を読み、健康に気を付け、日頃からよく運動をして、歯も自分の歯が20本以上あり、健康上全く問題の無い人です。
まさかこの人は認知症にはならないであろう…という思い(願い)があったので、多少おかしな言動があっても、「年のせいだよね」「心配性だから」と思い、認知症だとはなかなか思いが至りませんでした。
そんなみどりさんが、2021年7月現在、認知症と診断され、要介護1で、デイサービスに週5回通っていて、週末はかしこ。が実家で介護をしています。
平日は大学4年生の、のび太が実家に住んで見守っています。
そんなみどりさんの介護の記録や、気を付けておくとよかったことなど、今介護に向き合っている方や、これから介護に向き合っていくであろう人達に役に立つ情報を私も勉強し、発信したいと思います。