幸せは日々の中に

美文字への憧れを叶えに書道教室へ行ったら、楽しすぎた。

手書き文字が綺麗だと絶対得!大人の習い事として、書道を始めてみました。

スマホやパソコンでメールや文書を書く事が多くなりましたが、それでもお礼状や誕生日カード等は、メールやLINEより、手書きの手紙の方が思いが伝わる気がします。

冠婚葬祭の熨斗袋の表書きや芳名帳、申込書などの書類、仕事や友達に連絡メモ等を手書きで書く時、あなたは自信をもって人に見せることが出来ますか?

美しい文字を書く人は好感が持てると思う人が多い

引用:【美しい文字に関する意識調査2018】 公文エルアイエル
実施対象:30代~50代の男女600人(男性:300人 女性:300人)

公文エルアイエルが実施した【美しい文字に関する意識調査2018】によると、美しい文字を書く人に対して、半数以上の女性と、3割以上の男性が好感が持てる、賢い、知的、上品と言う印象を持つことがわかります。
美しい文字を書けることで得することはあっても、損することはありません。

書道教室で字を習う事で得られるメリット

大人が始める趣味といえば、ジム、ヨガ、ダンス、語学など色々ありますが、その中でも書道は人気が高いものだとご存知でしたか?

書道教室が大人の趣味として人気の理由

  • 仕事でもプライベートでも役に立ち、特技になるから
  • 道具を揃えるのが簡単で安価だから
  • 手軽に始めやすく、自宅でも練習できるから
  • ほかの習い事より比較的安い料金で始められるから
  • 年齢を問わず出来るから

書道教室に通うことで得られる効果

  • 墨の香りに癒されて心が落ち着く
  • 文字を書くことに集中する事で、日々のストレスから解放されリラックスできる
  • お手本を見ながら、真似て書くことで頭と身体を使う
  • 何度もあきらめずにやり抜く力が身に付く
  • 書道は書くことに集中して自分に向き合う時間になる
  • 姿勢がよくなる
  • 共通の趣味の仲間が出来る
  • 先生に癖を直してもらえる

自分に合った書道教室の選び方

  • 書道教室に通う目的を決める
    ・師範など資格を取りたいのか、書を楽しみたいのか
  • 先生の字が好きかどうか
  • 家から通いやすいか
  • 先生との相性が合うか
  • 月謝

このような点を気を付けて選ぶと、自分に合った教室を選ぶことが出来るでしょう。

ただ、書道教室ってなかなか見つけにくい気がしますね。
ネットで探しても、ホームページを持っている書道教室って限られています。
先生に年配の方が多いせいなのか、ネットで宣伝をする必要性を感じていないのか?
私かしこ。も、書道教室の先生とは偶然、お友達が連れて来てくれたことで出会いました。

私が書道教室へ通う事になった経緯

小学生の頃に2年位書道を習ったきりで、自己流の手書き文字に全く自信がありませんでした。中学生のころには丸文字が流行ったものの、高校では丸文字を卒業。

字が上手な友達の字を真似したり、親が持っていた練習帳で練習するも、結婚式ののし袋の表書きなど、手書きの文字を人に見せるのは自信がないままでした。

大人になり、美文字への憧れは持ち続けていたものの、本を買って独学で練習する程度。それも上手くなる前に飽きてしまいました。
贈答品関連の仕事で熨斗紙に表書きや名前を書く必要があり、一度チャレンジした通信教育の筆文字講座も、一朝一夕に上手くなるものではなく。課題もほとんど出さぬまま放置することに…。

文字が上手くなる努力よりも、表書きハンコを用意したり、エクセルを駆使して、熨斗紙に行書でうまく印字できる印刷テンプレートを自作する努力をしました。
私にとってはそちらの方がずっと簡単だったのです。

美文字に憧れたのにも関わらず、なぜ通信教育が続かなかったのか?
その答えはシンプルに、楽しくなかったから。
買った当初は毎日出して書いていましたが、だんだんやる日の間隔があき、そのうち箱から出さなくなりました。モチベーションが続かなかったことが原因だと思います。
楽しいと思えること、非常に大事ですね。

下手くそと言われてトラウマになった経験

20年ほど前に義母が亡くなった時に、自営の店の臨時休業案内を書くように身内に頼まれ、渋々ながらも筆ペンで書いて店の前に貼りだした時の事です。遅れてきた叔父さんが来て開口一番「誰だー?あのへたくそな貼り紙書いたのは。俺が書き直したるで紙とペン貸してくれー!」と言ったのです。

確かに私の筆文字は曲がって下手くそだったし、叔父さんはとても習字が上手い人だったので、書き直してくれて助かったのですが、下手くそって…正直すぎる。地味に結構ショックな出来事でした。
手書き文字への苦手意識は、その後ずっと続きました。
いつかは綺麗な字が書けるようになりたいという執念は、そこから来ているのかもしれません(笑)

書道教室で体験してみたら、想像以上に楽しすぎた!

そんな事件から15年以上経ってからですが、偶然書道教室の先生に出会い、とても面白い先生だったし、家からも近い教室だったので、まずは体験することにしました。
とあるマンションの一室へ入ると、先生と、同年代の女性と、中学生がいました。

まずは硯に水を入れ、墨を摺る所から。
小学生の時以来の墨を摺る作業は、墨の香りの中で、とても心落ち着く作業でした。

まずは自分の名前と住所を小筆での書き方を教えてもらいました。
雑談の中で先生が「昨日ね、大人の色気のある40代俳優ランキングの名前を書いてみたの。それで昨日の生徒さんはキムタクの名前を筆で書いたのよ」と言うので、「先生、私はV6の岡田准一くんが好きなんです!」と言ったところ、「じゃあ岡田君の名前、書いてみます?」と聞かれ「もちろん!」と即答。

何よりも「楽しい」のが続く秘訣だと思います

岡田君の名前で、楷書、行書、細筆、隷書、ひらがなで見本を書いてくれました。
自分が大好きな人の名前を書くって、めっちゃ楽しかったし、真剣さが違います(笑)
ものすごい集中力で書くことが出来ました。

その後暑中見舞いを岡田君あてに書くことになり、岡田君の名前を書いて椿模様の和紙とパウチした栞を作らせてもらって、楽しすぎる書道教室はあっという間に終わりました。
この和紙を選んだのは「散り椿」(岡田君の主演映画)だからね?!と気づいてくれた先生。私、この先生とフィーリングが合いそうです^^

次回は岡田君が座右の銘にしている言葉を先生が教えてくれて、それを書かせてくださるそうです。今から楽しみで仕方ありません。

大人の趣味として人気が高い書道教室

道具もそこまで高価ではないので揃えやすく、何歳でも、気軽に始められる趣味でありながら、字が上手いと仕事やプライベートでの印象もアップし、特技としての実益もあります。
独学も可能ですが、やはり書道教室に通った方がモチベーションを保ちやすくおススメです。自分の字がだんだん好きになる感覚、感じてみませんか?

私かしこ。が書道教室に通ってみたら、めちゃくちゃ楽しかった!というまとめでした(笑)

かしこ。が欲しいなーと思っている書道セット2つ

かしこ。が欲しいのは、やっぱり大人の書道セットです。
まずはコンパクトなこちら。お花の柄が多い中、鳥獣戯画に一目惚れです。

こちらはお高いけれど、大人の書道具、塗りの硯箱…いいなぁ。

ABOUT ME
かしこ。
遊び心を大切に何事も面白がることがモットー。 交通の便は良く都会もほどほどに近い(名古屋まで15分)けれど、家の周りには田んぼがあるという適度な田舎(愛知県一宮市)に、白柴犬コロ(4歳)と夫(51歳)とじいちゃん(81歳)と暮らす1972年生まれの50歳。 子が巣立ち、親の認知症に向き合う 。人生の後半を心豊かに暮らすための情報をブログで発信したい。たかなしかしこ。と読みます。